JICA海外協力隊の世界日記

フィリピン便り

フィリピンの食べ物 ~Pandesal~

Ma Ayadayad nga Agahon
(“マ アヤッドアヤッド ンガ アガホン” 任地のアクラノン語で、おはようございます。)

フィリピン防災・災害対策隊員のSakaです!
パナイ島 カリボ町役場で、防災・災害対策を行っています。
====================

元々、フィリピン自体が野菜をあまり食べる文化がなく、任地に赴任し、
最初の1ヶ月、完全外食で過ごしていた私は、肉・炭水化物中心の食事を取っていました。
マクドナルドのビックマックに入っているレタスとピクルスを「Vegetable」と周りに言っていた時期に、
自炊しなければと考え、今では冷蔵庫の導入により、ちゃんとバランスよく食事を取れているはず(です)

ところで、みなさん、朝ご飯食べる派ですか?

フィリピンの朝食といえば、「Pandesal(パンデサル)」だと思います。
調べてみると、パンデサルの前身となるものはスペイン統治下時代に、その後、アメリカの小麦粉が
フィリピンに入り始め、次第にパンデサルとしてフィリピン全土に広まっていったとのことです。
「Pan de sal」その名の通り、スペイン語で「塩のパン」ですしね。
ちなみに味はカリカリしてて素朴でちょっと甘いです。

なんと、マクドナルドの朝食メニュー(Cheesy Eggdesal:パンデサルでチーズと卵を挟んだもの)
にも採用されているようですが、フィリピン的には、甘いコーヒーなどにつけて食べるのが主流なのです。
(写真 上)

さらに、私の任地では、通常の人が乗るトライシクル
以前の記事:フィリピンの乗り物 ~パーラ ポ!~に出てきます)に加え、
パンデサルトライシクルが町中を走っています。

朝5時から町中を走り回っていることもすごいのですが、なんとなんと、バイクの横にオーブンを積載し、
ガスボンベで火を炊き、その場でパンデサルを焼きながら販売しているのです。

私の買っているのは、1つ5ペソ(約13円)で、最近だと顔を覚えてくれたのか、
何も言わずとも紙袋に入れて渡してくれるようになりました。
もちろん、常設のパン屋さんでも購入できます。

週末には、10個20個飛ぶように売れて、すぐに売り切れてしまうほど人気のパンデサル。

ホテルのバイキングにも置いてありますが、
私のおすすめは、ぜひ町中のパンデサルトライシクルで朝食を!

「Isang pandesal (“イサング パンデサル” タガログ語で、パンデサル1つください)」

【 Saka/防災・災害対策 】

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ