JICA海外協力隊の世界日記

セントルシア便り

世界一珍しいヘビ?! Saint Lucia Racer

セントルシア・ナショナル・トラスト 環境教育隊員のかわむらゆきねです。

南の町ビューフォートの海に浮かぶマリア諸島には、以前の記事で紹介したハシリトカゲの仲間Whiptail Lizardのほかに、世界一珍しいともいわれるヘビが生息しています。

Saint Lucia Racer(学名:Erythrolamprus ornatus)です。Racerは無毒の細長いナミヘビ科の仲間をさします。

個体数はなんと残り20頭(~100頭)と推測されており、世界一珍しいと言ってほぼ間違いないそうです。

このヘビについてはあまりわかっていないことも多く、トラストも生態調査を行っています。「雨上がりの日差し」がヘビたちの出現に完璧な天候条件だそうで、先日は島を歩き回ってヘビを探す調査を行いました。

写真はピントが合っていませんが、その調査中に発見した個体です。

この島へは一般の立入ができないため、野生の状態を観察することは難しいですが、セントルシアの現地の方々の間でも知名度がもっと上がり、保全活動が進むといいなと思っています。

調査で学んだことをどのように教材やワークショップにつなげることができるか、よく考えていきたいと思います。

それでは、また更新します(^^)/

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