JICA海外協力隊の世界日記

南米サッカーコーチの滞在日記

ボリビアで感じたことと、これからについて...短期ボランティアの声⑤

みなさんこんにちは。
2018年度1次隊ボリビア派遣(職種:サッカー)の遠藤です。

第11回目となる世界日記は、短期ボランティアの声「最終回」。
ここまで4回に分けて4人の短期ボランティアの日記をご紹介してきました。
前回までの4人の日記はこちら↓↓

ボリビアにきて感じたこと、驚いたこと...短期ボランティアの声①
ボリビアにきて感じたこと...短期ボランティアの声②
サッカーの素晴らしさ...短期ボランティアの声③
ボリビアに来ようと思ったきっかけ...短期ボランティアの声④

そして今回が第5回目。
つまり最後です。

もう彼らが帰国して2週間ほど経っているため記事の内容とは時差がありますが、ご了承ください(この日記を短期ボランティアに書いてもらってのは3月4日)。

それでは短期ボランティアの日記をどうぞ。

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Hola!!
福岡大学3年の中島拓海(なかじまたくみ)です!

ついにボリビアでの活動が終わり、僕が最後の投稿となります。
僕は、ボリビアにきて感じたことと、これからの自分の行動について書きたいと思います。

僕がボリビアで一番感じたことは、自分のやりたいことができない子供が大勢いることです。
活動の中で、僕たちが指導を行なった子供たちの試合観戦をする機会がありました。
僕たちが何気なく試合を見ていると、ボロボロの服を着た小さな子供が声をかけてきて、僕たちにお菓子を売ろうとしてきます。

経済力がある家庭に生まれた子供たちが大好きなサッカーをしている横で、同世代の小さな子供が生活するために、必死にお金を稼ごうとするこの光景に少し心が痛くなりました。
僕たちはこの光景を自分の目で見て、感じることができた数少ない日本人だと思います。

そんな僕たちができることは、この現状を日本のみなさんに知ってもらうことだと思います。
帰国次第、今回の活動についての報告会や講演会を開く予定なので、一人でも多くの方が何かを感じ取ってくれると嬉しいです!

そして最後に、今回この活動を現地でサポートしてくださった長期隊員の遠藤さんと工藤さんをはじめとするJICAのみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです!
最高の経験をさせていただきてありがとうございました!!

それでは寂しくなりますがここでボリビアともみなさんともお別れです...。

adios!!

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以上が短期ボランティアの日記です。

もう彼らが帰国して2週間が経ちましたが、今思い返しても本当に楽しくて充実した活動でした。
短期ボランティアがここボリビアで1ヶ月生活・活動してみて感じたこと、思ったこと。
それを5回に分けて紹介してきました。

それぞれの意見や気持ちに価値がありますし、それらを言語化してもらってこうして伝えることにも価値はあると思うんです。
せっかく素晴らしい体験をしたんだから、その感情や想いをたくさんの人と共有していく。
自分たちの活動、やってきたことを知ってもらう。

そういった広報的な活動も大切な要素の1つ。
今回で短期ボランティアの日記は終わりになりますが、これらの日記を読んで読者の方たちが少しでも何かを感じ取ってくれたら嬉しいですね。

次回からはまたぼくが書く日記に戻ります。
何を書こうかまた考えます(笑)

それでは今回はこの辺で。
Chao!!

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