2024/07/05 Fri
生活
＃25 日本食天国
こんにちは！
今回は5月下旬のジャカルタ出張の際に食べた日本食について紹介したいと思います。
インドネシアの首都ジャカルタには、日本からたくさんの飲食店が進出し、現地の人にも大人気となっています。吉野家、丸亀製麺、スシロー、牛角、銀だこ、大戸屋、星野珈琲店、などの日本の飲食チェーン店があり、ジャカルタは日本か？と思えるほど日本食天国なのです。
今回の出張にあたり、普段食べているインドネシア料理は少しお休みし、日本食を満喫することにしました。数多く訪れた日本食レストランの中で、美味しさに感動した食べ物を厳選して3つご紹介します！
3泊4日の出張期間でたくさんの日本食を食べましたが、一番感動した食べ物は日本のソウルフード「寿司」です。
任地ソロにも寿司店はあるのですが、生魚を使った寿司は少なく、火が通ったネタが大多数を占めており、生魚を食べ慣れている日本人にとってはやや物足りないラインナップとなっています。マグロやサーモンのお寿司を食べたことは何度かありますが、食感や味に違和感があり、本格的なお寿司が食べたいなと考えていたところ、ジャカルタ在住の隊員がおすすめのお寿司屋さんを紹介してくれました。以前に ブログ「＃10 SUSHI」（https://world-diary.jica.go.jp/fushimikentaro/life/sushi.php）において、インドネシアの寿司から見える日本との食文化の違いについて書いておりますので、ご興味のある方は是非あわせてご覧ください。
バッテラや魚の酢の物、サーモンロールなど全て美味しかったのですが、中でも美味しかったのが、上の写真の「鉄火巻」です。ネタが新鮮で、大きく、食感がもっちりとしています。シャリを包んでいる海苔のほのかな香ばしさがマグロの味をより引き立てます。日本で食べる鉄火巻と遜色ないほどの美味しさで、隊員たちと話すのを忘れ、無我夢中で鉄火巻にむさぼりつきました。
このお店で食べた鉄火巻の味がどうしても忘れられず、任地に戻るまでの間にもう一度足を運ぶことにしました。鉄火巻はもちろんのこと、イカやウナギなど、普段任地では絶対に食べられない寿司を堪能しました。私を幸福感で満たしてくれたこのお店の名前は「寿司天国」。まさしく日本人にとって天国にいるような気持ちにさせてくれるお店でした。
次に紹介するのが、日本人が愛してやまない「ラーメン」です。インドネシアでも大人気のラーメンですが、ジャカルタにはなんと豚骨ラーメンで有名な「一風堂」があります。
気にはなっていたものの、日本でも一度も行ったことがありませんでした。ここインドネシアで初めて一風堂の本格的な豚骨ラーメンを食べることができました。
豚骨スープは上品でしつこくなく、あっさりとしていながらも、コクを感じられるものとなっています。麺の茹で方も、5種類から選ぶことができます。極細麺がスープによく絡んでいて、チャーシューをほおばりつつ、麺をすすると口の中で美味しさが倍増します。
インドネシアのラーメン屋さんには替え玉文化がありませんが、日本の一風堂と同様に替え玉も可能です。替え玉の際には1玉目とは違う麺の茹で方をチョイスするとまた違った食感を楽しむことができます。私はもちろん、替え玉も注文しました。
美味しいものはあっという間に完食してしまいます。10分ほどでスープまで飲み干し、名残惜しさを感じながら空になったラーメン鉢を眺めていました。
3食目が「大戸屋」の「鶏と野菜の黒酢あん定食」です。
日本でも人気メニューの一つである「鶏と野菜の黒酢あん定食」がインドネシアの店舗でも食べることができます。インドネシアには酢を使った料理は少ないため、このメニューを見つけたときはテンションが上がりました。
にんじん、レンコン、玉ねぎ、ブロッコリー、なすび、ジャガイモなどの野菜がふんだんに使われたメニューで、普段の生活で野菜不足になっている私にとってはありがたいものでした。
黒酢あんに絡められた野菜と鶏肉はとても柔らかくジューシーで、黒酢が具材の甘味をより引き立ててくれ、白ご飯がすすみます。おかずを食べ、ご飯をかきこみ、お味噌汁をすすると、もうそこは日本です。
以上、私が首都ジャカルタで食べた日本食ベスト3でした。
日本食を食べると心がほっこりし、私は日本人だなぁと実感させられます。日本食をたらふく堪能し、任地ソロに帰りました。
ジャカルタでは他の隊員達とたくさん話し、美味しいご飯を食べ、エネルギーがチャージされました。上手に自分にご褒美を与えながら、これからも活動していこうと思います！
それではsampai jumpa lagi！（読み方は ”サンパイ ジュンパラギ” 意味は” またお会いしましょう" ）
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