JICA海外協力隊の世界日記

インドネシア日記~ソロ活動中~

#10 SUSHI

こんにちは!

今回は、日本とインドネシアの食文化の違いについて紹介します。

世界各地に派遣されているJICA海外協力隊の仲間と話していると、ある日本食が無性に食べたくなるとよく耳にします。

それはずばり「お寿司」です!

新鮮な魚を使ったネタ、酢がほどよく効いたシャリ、そして醤油と少しのワサビを合わせると、口の中には幸せが広がります。

私の任地ソロにもお寿司屋さんがあるため、食への好奇心が旺盛な私は、同僚と一緒にお寿司屋さんを3店舗ほどめぐりました。

日本とインドネシアでの寿司屋の違いは何か、私の考察を述べます(リーズナブルな寿司屋での比較です)。

日本のお寿司屋さんとの大きな違いは、

寿司のネタについて、生魚を使ったものが少なく、火が通っているものがほとんどであるということです。

なぜネタに生魚が使われることが少ないのか…。

同僚によると、インドネシア人は生魚が苦手な人が多いそうです。

その理由として、

生臭さが気になる

食用として、海水魚よりも淡水魚が一般的であり、寿司のネタにされる魚には馴染みがない

から、とのことでした。

インドネシアでよく食べられている魚は何か。

それは " ikan lele ”(イカン レレ)、” ikan emas "(イカン エマス)という魚です。

" ikan lele ”(イカン レレ)は「ナマズ」” ikan emas "(イカン エマス)は「」です。

ともに淡水魚です。

ナマズや鯉は日本ではあまり食用として食べられていないため、インドネシアに来てしばらくは、食べたいとは思いませんでした。

しかし、現地の人達が美味しそうに食べている姿を見て、チャレンジしてみました!

上の写真のように、揚げた状態のものをいただきます。

揚げることによって香ばしさを感じられ、ごはんによく合う味付けとなっています。

小骨まで美味しくいただくことができました。

以前このブログ内でも紹介した「クパラアヤム」(https://world-diary.jica.go.jp/fushimikentaro/culture/2_1.php)のように、日本ではあまり食べられていないものが、国が違うと好まれていることもしばしばあります。

先入観を捨てて、現地の人たちの食事に興味を持つことで、未知の味を知ることができます。

皆さんも海外に行かれた際は、食べたことのない食べ物にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

それではsampai jumpa lagi!(読み方は ”サンパイ ジュンパラギ”  意味は またお会いしましょう" )

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