JICA海外協力隊の世界日記

めんそーれ もうひとつのオキナワ日記

スクレ(Sucre)へ出張!

Hola! 22回目の世界日記は、スクレ(Sucre) 出張について!

世界日記の内容が2回連続、任地外になっていますが…オキナワでもちゃんと活動しています!笑



4月10日~11日の2日間にわたって、チュキサカ県スクレ市へ出張に行ってきました。

チュキサカ県は、ボリビアの中央南部に位置します。

今回訪れたスクレ市は、チュキサカ県の行政府所在地であり、ボリビアの憲法上の首都でもあります。

また、スペイン統治時代(16世紀ごろ)に建造された建物が残っており、その街の美しさから世界遺産にも登録されています。

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今回の出張では、スクレ市内にあるサン・フランシスコ・ハビエル大学(Universidad San Francisco Xavier de Chuquisaca)に行ってきました。

こちらの大学はなんと、今年の3月で400周年! とっても歴史のある大学です。

お邪魔したのはサン・フランシスコ・ハビエル大学の農学部内にある、

統合地方開発研究所(Instituto de Desarrollo Rural Integral 略称:IDRI) です。

IDRIは、1999年から2014年まで日本政府およびJICA技術協力を受けており、その後ボリビアのチュキサカ県でさらに地方開発を推進するために設立された研究所です。

ここでは現在、環境教育隊員としてJICAボランティアの庄司健 (しょうじ たけし) 隊員が活動しています。

IDRIでの庄司隊員の主な活動は、生ごみを材料とするコンポストの製作に係るアドバイスや実施の補助です。

(実は庄司隊員とは、コロナ禍前に2019年度2次隊のボランティアとして派遣された際の同期なんです。)

IDRIも今年で設立10周年という節目ある年であり、今回の出張はこの10周記念の講演会に招待していただき、約30分の講演を行ってきました。

この講演会では、庄司隊員とJICAボリビア事務所長も講演されました。

私が今回、発表したテーマは「オキナワ移住地での活動内容と土壌分析の重要性」です。

講演会には大学生や大学の先生方、大学関係者の方々が講演を聞きに来ていました。

講演会場では、JICAボリビア事務所が発行しているニュースレターも置かれており、偶然にも今回のニュースレターの表紙写真が私でした。

ということで…講演会後に冊子を手にした大学生から写真を一緒に撮ってほしいとのお声がけもいただきました。笑

今回の講演は、昨年の9月に初めて行ったベニ大学の講演の時よりも緊張せず、プレゼンを行うことができました。

(ベニ大学の出張の様子は、過去の世界日記にも掲載しています↓)

https://world-diary.jica.go.jp/kishimotoakari/activity/post_5.php

講演終了後は大学の先生方に、「プレゼンの内容が面白かった」と嬉しいコメントをいただきました!

実は、去年の10月にコチャバンバ県の大学でもプレゼンを行っており、大学での講演は今回で3回目。

ボリビアに土壌肥料隊員として派遣されていなければ、スペイン語を使って、土壌をテーマにしたプレゼンを行う機会はこんなにも無かったと思います。

まだまだ、スペイン語力は未熟であり、そしてボリビアの土壌についてもわからないことがたくさんあります。

スペイン語力も土壌の知識ももっと身につけて、残りの活動に励みたいと思います!

では、また~!

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