JICA海外協力隊の世界日記

ブラジルピンダのこんちゃん日記

21. ブラジル北部で見た!〜食事編〜

BOA TARDE! (ボア・タルジ:こんにちは!)
さて今回は、前々回に続き、ブラジル北部のロンドニア州ポルトベーリョ市の食事についてご紹介したいと思います。

ブラジルの料理というと、やはりお肉がメインです。海沿いの町では海鮮類を食べることもありますが、わたしの住んでいるサンパウロ州で食べる魚は解凍されたものが多く、あまり美味しくありません。でも、海に面していない内陸のポルトベーリョでは新鮮なお魚を食べることができます!なぜなら、アマゾン川最大の支流である大河「Río Madeira(マデイラ河)」があるからです!
ブラジルのシュハスコ(ブラジル版BBQ)は、基本的にお肉を串に挿して焼きます。ですが、この町では何かお祝い事があってシュハスコをするときは、お肉以外に大きな魚を網で焼いて食べることが多いそうです!

           アマゾン川に生息することで有名な魚 Tambaqui(タンバッキ)の丸焼き
                  フワフワした白身がとても美味しかったです。

ちなみに、魚の上に添えられている茶色いものはBanana Frita(バナナフリッタ:バナナ揚げ)です。実はこのバナナ、コロンビアで食べたことがあって私の大好物なんです。ブラジルでは見つけられなかったのですが、ここにはありました!おそらくボリビアに近いので、その影響でしょうか。。。

そして、メインの魚の他にいろいろな小皿が出てきます。この内容もサンパウロとは少し違うんです!
pirao.jpg北部では、Pirão(ピラン)と呼ばれるキャッサバ芋で作られたお粥のようなものが出てきます。また、お肉や魚などにふりかけのようにかけて食べるFarofa(ファロッファ)の粒の大きさも全然違いました。北部の方が粒が大きく、噛みごたえがあって美味しかったです。


そして、ずっと北部に行ったら食べてみたかったTacacá(タカカ)はこちら!

このスープ、ただの海鮮スープではないんです。なんと、食べると舌が痺れます(笑)!その正体は、スープに入っているJambú(ジャンブー)という葉っぱです。スープの塩辛さと痺れがなんとも言えない、癖になる味でした。そしてなんと、このタカカと味のないポップコーンを合わせるのが地元スタイルらしいです。面白い組み合わせですが、塩辛さが抑えられてよく合っていました(笑)。

ブラジルには豊富な果物があり、搾りたてのフレッシュジュースがとても美味しいので私はそれをよく注文しているのですが、ポルトベーリョで初めて知った果物もいくつかありました。本当にいろんな違いがあって、異国に来ているような気分になってとても面白かったです。

ブラジルは本当に大きくて、面白い!!それを存分に肌で感じた、ブラジル北部への旅行でした。「行ってみたいな〜」で終わらせず、思い切って行ってみて本当によかった!!

では、また次回をお楽しみに!
ATÉ MAIS!(アテ・マイス:では、また!)

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