2023/07/18 Tue
09 シン・コレクション
さばいでぃー☺ こんにちは
今回はラオスの伝統衣装であり普段着でもある【シン】について書きます。
シンは巻きスカートで、布は綿から絹まで、柄や色も様々なものがあります。
布を市場やナイトマーケット等で買ったら、仕立て屋さんへ行き、サイズを測ってもらってオーダーメイドのシンを作ってもらいます。
(ラオスの服飾隊員の日記も要チェックです https://world-diary.jica.go.jp/kawamuramiho/)
これをラオスでは、お寺・学校・仕事に行くときなどに着ます。高級なものは結婚式などでも着ます。私も活動で毎日着ています。
これまで自分で買ったり、いただいたりしたものを合わせて10着ほどのコレクションになりました。
こちらはルアンパバーン県のナイトマーケットの写真
このようにずらりと美しい布が並んでいて、つい欲しくなってしまいます。
地域によって織り方の特徴があるようです。
高いものはウン万円するものも。売り手さんは「私が作ったんだよ、〇日もかかったよ」とお話してくれます。
一度、奮発して一目ぼれしたシンを買ったのですが、見た目はもちろん、履き心地が全然違います。
お寺での一枚。シンより後ろのシュールな銅像に目が行きますが…
良いシンを履いていると、ラオス女性陣にお褒めいただきます。上の服との色味をそろえるとより美しいそうです。ワントーンコーデというやつでしょうか。 (ラオスの女性はおしゃべりもおしゃれも容赦ありません。)
一期一会の、世界に1着しかないシン、お気に入りです。
制服もシンなので、小学生から大学生までシンを着ます。働き出しても、公務員や会社員はシンなので、多くの女性が生涯にわたって着るのだと思います。
日本でも着物や浴衣はありますが、決まった時しか着ない人がほとんど。便利さや流行に合わせて伝統が色あせる今日、シンのような伝統衣装が今も身近にあるというのは貴重で、素敵ですね。
ただ、ラオスでは体にぴっっったりとした服が美しいとされますので、着心地や動きやすさは△です。
小学校の先生も、シン+ヒールのサンダル+ミニバッグな出で立ち。動きやすさは二の次のようです。
読んでいただいて、ありがとうございます♩
~つづく~
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