JICA海外協力隊の世界日記

ラオスっこぐらし ~ここがふしぎなんです~

10 備えあれば患いなし

さばいでぃー☺ こんにちは

今回は活動での失敗談を。

上手くいくことの方が珍しいので、活動の話はほぼ失敗談になりそうですが(-_-;)

前回の記事(04 学校保健って?)でも書きましたが、国立大附属小学校の先生を対象に研修を企画しました。2本立てで行い、特に失敗を感じたのは第2回目です。

事前にPowerPointで資料を作り、実施前にカウンターパートにラオス語をチェックしてもらいます。どういうことを伝えたいのか事前に打ち合わせもします。当日、私の説明だけでは伝わらないことがあるので、カウンターパートが補足説明をしてくれます。

この時のテーマは『応急処置について』でした。

やってみて、失敗だと思ったことはふたつ。

ひとつは、自分で作った資料にもかかわらず、全然読めなかったこと。

・作っただけで満足して読む練習を怠った

・知らない単語があったのにチェックしていなかった

・カウンターパートがいてくれるからと安心していた

・前回は話し合いの時間が多く、自分が話すパートが少なかったので油断していた

このあたりが原因です。

もうひとつは、内容が薄かったこと。

応急処置の最低限の内容にしたため、先生方から「鼻血が出たときどうするの?」「倒れた時どうするの?」という内容の質問が出ました。

とっさに上手く説明できず、ジェスチャーやカウンターパートの助けを借りて必死に伝えようとしましたが、伝わったかは…わかりません。

・最低限の知識に絞りすぎた

・質問が出ることを予想せず回答の準備をしていなかった

今回の失敗はふたつとも、私の準備不足が原因です。

せっかく先生方の時間をもらっているので、短い時間に有効な情報を伝えるために、もっと『備え』をするべきでした。

母国語以外でなら尚更ですよね。

グダグダだったにもかかわらず、小学校の先生方は一生懸命聞いてくれてありがたかったです。カウンターパートもよく助けてくれました。

反省を生かして、次の機会は準備を入念にしました。

その様子は、また次回に。


読んでいただいて、ありがとうございます♩

~つづく~

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