JICA海外協力隊の世界日記

ラオスっこぐらし ~ここがふしぎなんです~

29 数年ぶりの隊員総会

さばいでぃー☺こんにちは

先日、数年ぶりとなるラオス隊員総会がありました。

新型コロナウイルスの流行により、隊員全員が一時帰国した2020年。それから、少しずつ隊員が派遣されてきましたが、以前と比べて少ない人数でした。そのため、委員会は縮小し、総会も行われない数年間でした。

この度、新しい隊員さんによる新体制の委員会で、今後隊員数が増えることも見込み、総会を復活させる運びとなりました。

委員会では健康安全に関する講話、広報誌やカレンダーの引継ぎ、リモート交流会・座談会の実施方法などについて発表を聞いたり、話し合ったりしました。隊員間で情報や意見を交流する良い機会になりました。最後には私の同期が発案・作成した【ラオスかるた】をみんなで。大盛り上がりでした☺

総会の後、懇親会も企画していただきました。これからラオスの隊員の交流がより深まっていくことでしょう。

この3月でラオスを離れるJICAスタッフ・ボランティアのあいさつがありましたが、立場によってそれぞれ感じてきたことがあるんだなあと印象的でした。

本部から数週間の研修に来られていたOJTさんからは、ラオスのことを知ってこれからお仕事に生かしていくという力強い決意

コロナ禍に派遣された先輩隊員からは、感染症対策によって任地が変更になったり、ロックダウンを経験したり、任期が短くなったり、思うように活動ができなかった、不完全燃焼だった同期隊員への思い、それを燃料に活動されたというお話

私の同期からは、それぞれ大変な思いをしながら、悩んだり迷ったりしながら、時には人と比べて落ち込みながら、でも自分を信じてラオス人を信じながら活動してきたんだという、まとまらないほどの思い

色んな立場の人、ラオスにいた時期の異なる人と関わってきましたが、かたちや熱量は違えど、みんな【ラオスのことを思っている】のは同じだなと思いました。

私自身の活動を振り返ると、正直なところ「熱量たっぷり」というわけでもなく、「当たり障りなく・細々と・地味に」というような言葉が当てはまりそうなものでしたが、自分の健康も保ちながら、異国のことを思って活動するのですから、私としては精一杯やってきたと思っています。活動のやり方・活動に注ぐ熱量は人それぞれなのです。

『人には人の協力隊』(同期隊員の名言より引用)

首都ビエンチャンとお隣のビエンチャン県のみの派遣だった私たちの代から、現在は各地に派遣されるようになりました。

これから活動される皆さんも、絶賛活動中の皆さんも、ご縁を大切に、自分らしく健康に過ごせますように!


読んでいただいて、ありがとうございます♩

~つづく~

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