JICA海外協力隊の世界日記

ラオスっこぐらし ~ここがふしぎなんです~

12 ラオスの歴史を学べるところ

さばいでぃー☺こんにちは

ラオスに来て、1年が経とうとしています。任地や街中の移動や買い物はスムーズにできるようになり、活動面での会話はまだまだ未熟なところがあるものの、ラオスでの生活に少しは「慣れた」と言ってもよいころかもしれません。

そんなこの頃、ラオスの歴史をたっぷり知ることができるところへ行ってきました。

首都ビエンチャンにある、ラオス国立博物館です。 先輩隊員さんの配属先でもあります。プロの学芸員である隊員さんの解説付きで案内していただきました。

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恐竜のいる時代から教科書でよく見る石器、ランサーン王国時代、独立運動、内戦から今のラオスになるまでの歴史をぎゅっと解説していただき、久しぶりの情報量の多さに脳みそがびっくりしました。

大切なポイントや、日本ではこの時代にあたるという情報も教えてくれたので、非常にわかりやすく、理解しやすかったです。

ラオス国内にはたくさんの資源があること、ラオスの音楽が世界無形文化遺産に登録されていること、今のタイの一部はランサーン王国の領域であったことなど、初めて知ることもたくさんありました。

WhatsApp画像 2023-08-18 10.48.29.jpg中国など隣国からの民族が移り住んできたのが今のラオス人のルーツであることや、仏教やヒンドゥー教の影響を受けた文化などから、陸続きの国はより色んな文化が混ざっているということがわかりました。

一般的に、土地の開発をする前に、地面に埋まっている遺跡を調査するそうなのですが、ラオスでは歴史文化財に関する国民の関心度や予算の問題により、調査は十分に行われていないことが多いそうです。

博物館は2017年に今の場所へお引越ししたのですが、展示物の調査・整理・保管に関しても多々問題があり、歴代隊員が助言をしながらよりよい運営にむけて尽力されています。

来館者は外国人が多いそうなので、ラオスの人もたくさん来場して興味を持ってくれたらいいなぁと思います。

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今回改めて、様々な職種の、専門性を持った隊員がラオスで活躍していることを知ることができ、刺激になりました。困っていることはどこでも同じだなとも感じたし、歴史を知ることでラオスの国民性についても少し理解を深めることができた良い機会となりました。 

お忙しいところ案内していただきありがとうございました☺


読んでいただいて、ありがとうございます♩

~つづく~

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