JICA海外協力隊の世界日記

ラオスっこぐらし ~ここがふしぎなんです~

05 ラオスの学校いろいろ②

さばいでぃー こんにちは☺

今回も、ラオスの小学校の様子をお伝えします。

どの学校にも必ずあるものがあります。何でしょう? 二宮金次郎像では・・・ありません。

売店(食堂)です。お菓子、ジュース、お昼ご飯などが売っています。

公立の学校は給食がないので、児童たちはお金を持って来て、売店で買うか、お家からご飯を持ってきて食べています。自由度が高いですね。はたまた、昼休みに家族が学校に来て一緒に食べたり、迎えに来て家で食べる子もいます。

昼休みはたっぷり2時間半近くあります。(先生は食事後、職員室で仮眠をとったりしています)

お昼休みだけでなく、休み時間ごとに自由に売店へ行けるので、子どもたちは歩きながらお菓子を食べたり、ジュースを飲んだりします。

その結果ゴミがあちこちに落ちているのです。掃除の時間もありますが、数人しか掃除しません。全員でしたらきれいになるのでは?と提案したこともあるのですが・・・。

四六時中食べたり飲んだりしているので、むし歯や肥満も気になるところです。

3月ごろに歯科学生による歯科検診がありましたが、その場で歯を抜かれている子が多くてびっくりしました。学校で抜いちゃっていいの!???

小学校でもしっかり進級テストがあります。合格しないと進級できないシビアな試験です。

でもカンニングが当たり前だそうで・・・(小学校に限らず。助け合いをしてしまうんだとか。)

5月の半ばにテストがありました。5年生だけ別の日だと聞いていて、様子を見てみたいと思い、小学校へ行ってみると門が閉まっていて、誰もいませんでした(がーん!)前の週に終わったのかな!?

まだまだ言葉を聞き取れていないのでこういうことがよくあります…。知らないうちに小学校は雨季休みに入ったようです。(8月まで)

日本だと予定表があったりして分かりやすいですが、それもないか、直前に作られるので、いったい何がいつあるのか、未だによくわかりません!自分から、しつこく聞かないとだめですね。協力隊は受け身体制ではやっていけません。(ひえー)

ラオスの学校では、日本だと考えられないことがたくさんあってハラハラすることもありますが、子どもたちは万国共通でかわいく、元気をもらえますね。(せっかく話しかけてくれても分からなくて笑ってごまかすこともしばしば・・・ごめんね)

言葉の壁を痛感する日々です。


読んでいただいて、ありがとうございます♩

~つづく~

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