2024/03/30 Sat
人
モロッコ、彼女たちの〇〇
サラム・アレイコム(こんにちは)
モロッコ から 助産師のまーみん です。
ジェンダーの多様性について考える機会が増えてきた時代を生きていますが、ここにいるとつい思ってしまいます。
(_ _).。o○ 女性って逞しいなぁ…
同僚に女性が多く、ラマダン期間中は終業後に彼女たちの自宅に招待していただく機会が増えるのでプライベートの姿を垣間見ます。
この一年半で30軒以上の家庭に呼んでいただいたことに気がつき驚きました。
(学生時代、宅飲みした友人宅の軒数よりきっと多い笑)
例えばラマダンが始まる前の週末、カウンターパートから定番メニューの作り置きに誘ってもらい、朝から夕方まで パジャマ姿の 美人4姉妹 と並びながら、まるでレストランの厨房かのようにキッチンで過ごしました。
ちょうど ひな祭りの日 だったので スシサラダ(※調理者的にはちらし寿司) を差し入れし、途中でお茶をしたり踊ったり THE女子会 な週末でしたが、これを毎年しているそうです。
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モスクに行きたい!
同僚達と過ごすラマダン中の平日をちょっとご紹介します。
- 10時頃:ちょっと遅めに就業開始 〜飲食することなく働き・談笑〜
- 14時頃:子ども達のお迎えとお買い物して帰宅 〜ちょっと休憩!と言うても5分も経たずいつの間にかキッチンへ〜
- 16時頃:日の入りの知らせ時間を気にしながら 味見せずに食事準備
- 18時半頃:お茶の準備 〜男性はモスクやサッカーから戻り、淹れるだけ担当が多いらしい〜
- 19時頃:フトール(日没後最初の食事) 〜間に合ったぁと安堵しながら数口食べてお祈りへ〜
※日没時間は毎日少しずつずれていくのでその時刻を把握しています - 20時頃:やっと休憩 〜サロンで定番のコメディ番組を観る(男性陣はモスク、カフェやサッカーへ)〜
- 21時半頃:食卓のお片付けして夜のドライブやお散歩
ラシャ(晩ご飯)の前には帰路に着いていますが、任地では深夜2時頃と5時頃にも空砲とサイレンの知らせが鳴ります。
ありがたいことに必ずお土産に スホール(夜明け前の軽食)まで準備して帰してくれるので、ある日「私だってモスクに行きたい!」と冗談っぽく笑って言うているのを聞いて、手抜きする日があってほしいなと思いながら 欠けていく月 を眺めました。
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お勤め果たす
大学へ麻疹の研修で行った時に登壇する同僚の姿を見たり、会議をしていた部屋から参加者の歌声が聴こえてきたり、断食をしていても変わらないパワフルな姿には感動します。
そして、逞しい女性が日本にもうひとり。
かっこいいタイトルのブログのシリーズを読んで、コロナ前の派遣前訓練で出会い、いつも優しい笑顔と言葉で癒やしてくれた同志が無事に任期満了したことを知りました。
(派遣再開前、彼女が大好きなお伊勢さんで一緒に過ごした時間は忘れられへん)
マレーシア日記・ザ・介護士ともあん:シリーズ:最後のお勤め果たします「これからがスタートです...!」編
素敵な女性と巡り逢う度に、私も年重ねるごとに美しさ増すような魅力的な女性であり続けたいと思うのでした。
ビスラーマ ٩( ᐛ )و
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