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サラム・アレイコム（こんにちは）

モロッコから 助産師のまーみん です。
ちょっとお茶しよう！と、誰かとカフェに行った時、
あなたならどのように座席に着きますか？

奥の席どうぞ、とソファ席を勧めたり、
中にします？テラスにします？、とテーブルを選んだり…。
何が言いたいのかとわかりにくいかと思いますが、モロッコにはなかなかに異様な光景がすべてのカフェで広がっているのです。

それではいきます、ワン・ツー・スリー。

• すべての椅子が大通りを向いて並べられている。
• 中はガラガラ、パラソルの下は超絶混み混み。
• そして、ほとんどが男性で、ちっさいグラスに濃っいコーヒー一杯で数時間粘るのはセオリーです。
  （ドラマの食卓シーンで片側から撮影なの？それとも毎日が映画の上演会かなにかなの？笑）

噂に聞いていても圧倒されること間違いないので、モロッコを訪れた際はカフェがある通りを歩いてみてください。
どこもかしこもカフェのお決まりなので、これか！ときっと苦笑いするはずです。

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私は彼らをこう呼ぶんだぜ

小さな町で暮らしていると、活動に行っているだけで、お買い物をしているだけで、いや歩いているだけで、知り合いがどんどん増えていきます。
唯一のアジア人は目立ちがちですが、切ないことにこちらは出会ったすべての現地の方のお顔やお名前を覚えることは至難の業です…。（代名詞をたくさん使う言語はありがたいなと最近よく思う）

そう、以前にお話したこと を覚えてますよね？
フレンドリーを通り越して彼らにとっては 人類みな兄妹 なのだと思えて止みません。
それでも良い方とそうではないかもしれない方もいることも事実です。

ピュアすぎる私は、瞬時に見分けることが苦手なようで、そこで見出した必殺技を今日は特別にお教えします。

防犯上、通勤路や通勤時間は変えながら生活することは必須です。
しかし、だいたい同じ場所によく見かける同じおっちゃん達がいるのです。
永遠に大通りを眺めて コーヒータイムをしてる方、ホテルスタッフさん、動かない小売店やお菓子屋さん、銀行の守衛さん…。

彼らを 人間防犯カメラ と呼びます。
赴任当初はいつでも誰かに監視されているようでソワソワしていましたが、数か月を経て身の安全を皆さんに見届けてもらってありがたいです。

歩くハヌートって…

夏のバカンスシーズンには見どころがもうひとつありまして。
モロッコには「ハヌート」と呼ばれる小売店があちこちで営業されています。
（コンビニという言葉はあえてここでは使わない…笑）

食料品や日用雑貨、これも置いてるの⁈と思うほど結構何でも購入できます。
そして夏になると、モロッコ国内のビーチはたくさんの人とたくさんのパラソルで賑わい、歩くハヌート が登場します。
（同僚と行ったビーチで命名したらウケたので勝手にそう呼んでる笑）

パラソルの間を縫うように、揚げドーナツやチョコレート、ナッツに、ひまわりの種、コーヒーなどなど、野球場の売り子さんのようにたくさんお菓子類を抱えたおっちゃん達が華麗に闊歩していきます。
ちなみにビーチを裸足で歩くと、ひまわりの種の殻が刺さるので気をつけてください。

任地を歩き回ったり、ことある毎に各地の海で泳ぎ回ったりしていた結果、現地の方々よりも肌の色はこんがり仕上がってきてしまいました。
（トランクを一番占めて持ち込んだ日焼け止めクリームの効果とは…）
長く暑い夏はまだもう少し続きそうです。

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ビスラーマ٩( ᐛ )و