JICA海外協力隊の世界日記

カメルーンから今日の1ページ

乾燥マニョック(キャッサバ)作り

みなさん、こんにちは。

先日農家さんと一緒に乾燥マニョック(キャッサバ)作りをしたのでその様子をお届けします。

マニョックは収穫後23日で傷んでくるため、すぐに消費または長期保管できるようにひと手間加える必要があります。

以前ご紹介したタピオカ(Tapioca)作りもその1つですが、今回は乾燥マニョックを作りました。

大まかな流れは【皮むき】【小さく切る】【水に浸す】【乾燥】で完成です☆

ここからはもう少し詳しく写真や一言添えながら~

まずは【皮むき】
包丁を使ってペリペリと皮をむき、水につけ、スポンジで汚れを落としていきます。

cuperetlaver.jpeg私も皮むきをしていたものの、手を切りそうになったため洗いに専念。

次に【小さく切る】作業。大きなマニョックを一口大程の大きさに切っていきます。

couper.pngのサムネイル画像

まな板はなく手でマニョックを持ち、包丁でサッサッサと切っていきます。

切り終わったら大きめのたらいに入れ【水に浸す】。

34日そのまま置いておきます。

表面には白い膜ができ少し酸味を感じるにおいがしてきます。

最後に【乾燥】。

secher.jpeg

水を捨て、きれいな水でゆすいだものをシートに広げて乾燥させます。

天候にもよりますが5日前後で乾燥し、完成です!しっかり乾燥させれば1年近く保存がききます。

fufu.jpeg

主にCouscous de manioc(クスクスドゥマニョック)やFufu(フフ)と呼ばれているお餅のようなものにして食べられています。

乾燥マニョックを粉末にして、お湯で練ることで粘度がでてきてお餅のようになります。

couscousgombo.jpeg

オクラを使ったとろりとしたソースと一緒に食べられることが多く、もっちりしていておいしいです。

収穫から乾燥までやや手間や時間がかかるものの、マニョックそのままで売るよりも付加価値がついたり、日持ちがすることで急いで販売する必要や食品ロスへの心配を減らすことができたりとプラス面があります。

乾燥マニョックを使って何か他の食べ方もできないかと考え中です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

今日の朝食は乾燥マニョック入りのお好み焼きです!

Bonne journée (よい1日を)

SHARE

最新記事一覧

JICA海外協力隊サイト関連コンテンツ

  • 協力隊が挑む世界の課題

    隊員の現地での活動をご紹介します

  • JICA 海外協力隊の人とシゴト

    現地の活動・帰国後のキャリアをご紹介します

  • 世界へはばたけ!マンガで知る青年海外協力隊

    マンガで隊員の活動をご紹介します

TOPへ