JICA海外協力隊の世界日記

アフリ感 in Botswana

影(6月21日)~日本の夏至とボツワナの冬至~

 アフリカは暑いイメージがあるかもしれませんが、ボツワナの冬は寒いです。特に夜がめちゃくちゃ寒い!任地では夜、5度以下になることもあり、私は寒さ対策で分厚いパジャマを着て、寝袋に布団をかけて寝ています。それでも寒くて起きるときがあります。でも昼はめちゃ暑い!昼と夜の気温差は20度になることもあり、昼間は汗もかきます。そんな、1日に夏と冬が毎日やってくるボツワナの冬。冬至の昼もTシャツで過ごせるなんてアフリ感!

 そして、夏はなんてことなかったけど、冬は溜めた冷たい水で水浴びするのは、めちゃ辛い!!断水で、ギザ(水をお湯にする装置)が週1とかしか使えないので、断水でも、どうしても頭を洗いたい時は暖かい服(フリースとか)をいっぱい着て、その上からカッパ着て、体を保温しながらシャンプーしてます。何が言いたいかというと、普通に浴びれないくらい寒いってことです!カッパも雨の降らないボツワナでは用なしだったけど、活躍する場ができてよかったです。(カッパシャンプーはボツワナ人ではなく、私独自の方法です)

断水が続くと料理もできないし、シャワーも浴びれなくなってしまうので、日中全く水が出ない日は、水が出てる時間めがけて、夜中に水汲みするのですが、そんなことをやってると毎日寝不足で育児ノイローゼならぬ、断水ノイローゼみたいになりました!笑。日本のお風呂が恋しい今日このごろです。

ところで、

 先週(6月21日)、日本は夏至でしたね。

 以前ボツワナの夏至の正午に撮った影の写真を記事で紹介しましたが、日本の影とボツワナの影は違いますか?

 正午に影を見てみると、ボツワナとの太陽の位置の違いを感じるかもしれません。

 ボツワナは南回帰線が通る世界でも珍しい国!夏至の日の正午には太陽が真上にきて、影が写真のように、真下にできる現象が起きます。

さてさて先週日本は夏至、ボツワナは冬至というわけで冬至の正午にも写真を撮ってみました。

冬至影.jpg

同じ正午に撮った影でも冬至と夏至でこんなに違うボツワナです。

色々な国の同期隊員たちがそれぞれの任地で1223日の冬至(ボツワナの夏至)と321日の春分と621日の夏至(ボツワナの冬至)の正午に撮った写真を、ラオスの同期隊員がまとめてくれました。同じ日の正午に世界各地で撮った写真の影を見て、同じ日の同じ時間でもこんなに違うってことの発見!プラス地球の傾きや太陽の位置の違いを感じました!

Solstice and Equinox[6193]-1.jpgSolstice and Equinox[6193]-2.jpg

summer solstice.jpg

以上『ボツワナの冬』と『冬至の影』にまつわるお話でした。

番外編:正午ではないですが、冬至時期の朝7時半の影 in ボツワナ

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