2023/03/21 Tue
文化 生活
手作りゲームPart2
前回紹介した手作りのゲームの続編です。
私はこのMmhele(ムヘーレ)↑が好きなのですが、最近Mheleと同じくらい楽しいゲームを教えてもらいました。
その名はDiforisi(ディフォリシ)。
日本のすごろくに似た遊びですが、すごろくよりも少し複雑なルールです。
4人までプレイできて、スタートはこのように4か所に分かれます。
自分の持ち駒は4つあって、1つゴールしたら次のコマをスタートさせることができ、その全部を先にゴールできた人が勝ちです。
サイコロは、
木の棒!!
木を半分に割いたもの4本です。
白い部分(木の内側)の分だけ進めます。これだと2マス進みます。
これは4です。4が出ると、もう一度サイコロをふることができます。
全部裏返るとゼロではなく、8です。8が出ると、もう2回サイコロをふることができます。
ルートはこんな感じ。
ゴールまでの距離は一緒ですが、スタートする場所によってルートが違います。
1周まわったあと中に入って、反対まわりに1周まわって、そのあとゴール。
例えばあと1マスでゴールなのに、サイコロで3が出ると、あとの2を次のコマをスタートさせて2つ進めることができます。
このゲームが面白いところが、他の人のコマがあるマスに自分が止まったら、そのコマをスタートに戻し、もう1回自分はサイコロを振る事ができます。そんな追っかけ合いの要素があるドキドキするゲームです。
私が勉強を教えているように見える写真ですが、これは別の遊びを教えてもらってるところ。
(この子が宿題を教えて~と来るときは、勉強を教えているときも、もちろんあります!)
Bolo(ボロ)と呼んでいました。(サッカーの意味)
ノートを切りぬいて、器用に立体的なゴールを作って、小さな石を拾って、それをボールにして、息をフーッとかフッとかプッと吹いてゴールを狙うゲームです。
日本の学校でも流行りそう?!
ゴールを狙って息をフッっとするだけなのですが、サッカー好きの私はめちゃ楽しかったです!
最後に、Fesで教えてもらったMorabaraba(モラバラーバ)というボードゲーム。
https://world-diary.jica.go.jp/sakagamireika/cat2591/fes.php (←この記事に出てきます)
これも誰かがこのボードを持ってくるのかと思いきや、、、
任地では
↓
こんな風に素早く地面を掘って作ってくれました。
穴の数と、その中に入れる石の数も少し違っていますが、ルールはだいたいFesで教えてもらったのと一緒でした。
ボードゲームのときはハウス(ゴール)が決まっていましたが、地面でする時は穴に丸でぐるぐるっとしてハウスを自分でどこにするか決めることができます。
どのマスからでもいいので、そのマスにある石を全部つかみ、次のマスから1つずつその石を1マス1つずつ置いていき、最後のマスに石があればまたその石を全部つかみ、1マス1つずつ石を置いて、石がないマスに止まるまで続けます。その最後のマスに何もなければ、そこでストップ。相手の順番になります。
ハウスの中に先に全部の石がたどりついたプレイヤーが勝ち。
身近にあるものから、いろいろなおもちゃやゲームを生み出すボツワナの人から学ぶことはとても多いです。
英語は全然通じないですが、
任地の遊びをいつも色々と教えてくれる私のかわいい先生(近所の子ども)たち↓
おわり
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