JICA海外協力隊の世界日記

今日も Jamm Lekk !

# 28 セネガルから届けたい言葉

こんにちは。篠宮です。

僕は今、セネガルの首都ダカール障害児・者支援の隊員として活動をしています。

2月に入り、日本は寒い日が続いているかと思いますが、暦の上では立春を迎え、ですね。

日本に比べると暖かいセネガルですが、朝晩は上着が一枚必要なくらいの寒さです。

それでは今日の本題に移ります。

今日は僕が「セネガルから届けたい言葉」を紹介させていただきます。

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だいぶ前の記事で、この日記のタイトルに含まれている「Jamm Lekk」ウォロフ語であると紹介させていただきました。
「Jamm」は『平和』「Lekk」は『〜だけ』という意味です。
詳細はこちら→https://world-diary.jica.go.jp/shinomiyahayato/culture/_7_jamm_lekk.php

今回もそんなウォロフ語の一つで、僕のお気に入りであり、大好きな言葉?ことわざ?を紹介させていただきます。

『Ndank ndank, mooy jàpp golo ci ñaay.』
【ナンクナンク、モーイ ジャップ(ヤップ、サップ) ゴロ チ ニャーイ】

本当の意味は知りませんが、セネガル人に聞いてみたところ、
「森でサルを捕まえるためには、ゆっくりと近づかないといけない。」みたいな感じです。
この言葉をセネガル人に言うと、とても喜んでくれます。笑
「Ndank ndank : 少しずつ/ゆっくりと」「jàpp : 捕まえる/掴む」「golo : サル」「ñaay : 森/茂み」

※フランス語だと「Petit à petit, l'oiseau fait son nid.」【鳥はゆっくりと巣をつくる。】という意味です。

この特に「Ndank ndank : 少しずつ/ゆっくりと」の部分は、日常生活でもよく使われていますし、僕自身も自分に言い聞かせている魔法の言葉です。笑

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僕が活動の中で接する「こどもたちの成長や変化」「Ndank ndank」です。

そして僕自身も「Ndank ndank」で、協力隊として僕ができることなど、これから先もきっとそうです。

言葉が通じない、活動がうまくいかない、楽しくない、やりたくないなどなど「〇〇ない」と、ネガティブになりがちな僕は「Ndank ndank」という魔法の言葉を自分に言い聞かせています。笑

そんな繰り返し、「Ndank ndank」の日々の中で、成長/変化していくから僕は楽しいと思うし、やりたい、「〇〇したい」と思います。

残りの任期もあと2-3ヶ月となりました。

これからも「Ndank ndank」で頑張ります!

以上、僕が「セネガルから届けたい言葉」でした。

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございます。

それでは、またお会いしましょう。

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