2025/07/11 Fri
生活
環境教育/コロンビア日記3(任地の人々との交流)


こんにちは。
コロンビア共和国に、環境教育の隊員として派遣中の三井貴博です。
突然ですが、JICA海外協力隊には3つの目的があり、その内の一つは「異文化社会における相互理解の深化と共生」となっています。
少し具体的に言うと、隊員が異文化社会に溶け込み、現地の人々との交流を通じて相互理解を深めるということです。
活動時間中はもちろんのこと、それ以外の時間でも、現地の人々と交流できる機会はたくさんあります。
今回は、これまでに心に残っている交流(配属先での活動以外のこと)について、振り返りました。
私の任地(サンヒル市)からバスで約1時間のところに、モゴテス市があります。
そこには、私の友人の叔母さんとその弟さんの住んでいる家があります。
任地に来てから7か月くらい経った頃に、初めてそこへ遊びに行きました(写真1)。
モゴテス市は日中が少しだけ暑く、夜は涼しく、1年を通して過ごしやすい気候です。
静かで落ち着いた場所なので、虫の鳴き声を聞きながら、夕暮れ以降の空をのんびりと見るのがいつもの楽しみです(写真2)。
家の周辺に街灯は少ないので、夜は星がよく見えます。
任地で私が住んでいるアパートの周辺は、夜にうるさいことも多いのですが、ここは常に静かでよく寝られるので、最初のうちは主にそれ目当てで休日に遊びに行っていました。
大好きな秋田県(就職で移住した)も思い出すような雰囲気で、ここにいると何となく安心感があります。
滞在中、叔母さんからはスープの作り方をよく教わりました(写真3、4)。
また、庭で育てているハーブを使った、紅茶の作り方も教わりました。
日本に無くて使い方が分からない食材の利用方法も色々教わりました。
野菜や鳥の丸焼き 等を買うために、手伝いで一緒に市場へ行ったり、
飼っている鶏のエサやりを手伝ったり、
大したことのない手伝いでも、一緒に過ごす時間は総じて楽しかったです。
弟さんは自宅で白菜の栽培をしたかったらしく、秋田県の同僚(普及指導員)から栽培マニュアルをいただいて、それをスペイン語に翻訳して教えたり、
土の準備(写真5)や除草を一緒にしたり、多くの時間を一緒に過ごしました。
畑の準備ができたら、種子の袋を購入しました。
その種子をまいて栽培を始めました(写真6)。
生育が順調に進んでいるように途中までは見えていましたが、最終的に完成したのは白菜とは異なるもの(チンゲン菜みたいなの)でした。
種子の袋には、スペイン語で白菜と明記され、白菜の写真も印刷されていたのですが…
そこに印刷されている野菜の種子が入っているとは限らないと、新たに一つ勉強になりました。
以上の交流以外にも、私の誕生日に二人が自宅アパートに来てお祝いをしてくれたり(写真7、8)、
日頃の活動が大変な時にいつも応援してくれたり、
理不尽な出来事があったときに、私の気持ちを共感してくれたり
まるで家族のように、いつも味方で温かく接してくれました。
叔母さんや弟さんの家族が集まってみんなで食事をすることも度々ありました。
派遣先国の人々の優しさに触れて、同じ時間を一緒に過ごして、コロンビアでの隊員生活がより一層、充実したものになっていると思います。
現地の人々と交流して相互理解を深めるというのは、JICA海外協力隊の醍醐味だと改めて思います。
この経験は、帰国後も忘れられない思い出の一つになると思います。
次回は、2年目途中までの活動内容についてご紹介しようと思います。
過去の記事
環境教育/コロンビア日記1(任地紹介)
環境教育/コロンビア日記2(1年目の活動紹介)
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