2023/12/01 Fri
活動
植林地のごみ拾い
こんにちは!
今回は、活動の1つとして行っている、植林地でのごみ拾いについてご紹介します。
配属先であるリロングウェ水公社は、水源林の伐採による水質の劣化を懸念し、採水地やリロングウェ川を中心に植林活動を行っています(森林伐採についてはこちら→首都リロングウェが抱える問題と配属先の課題、植林についてはこちら→植林樹の苗床へレッツゴー)。
以前に植林地を見学した際、地面に捨てられた黒いプラスチックが目につきました。
こちら、実は苗のカバーだそうで、木の苗を植え終わるとその辺にポイ捨てされるそうです。
これらを集めて燃やすとのことでしたが、結構な数の苗カバーが散らばっていました。
中には劣化により触っただけでボロボロと崩れてしまうものもあり、苗の成長阻害が懸念されます。さらに、細かくなったものが雨季に川へと流れることにより、下流部の住民がこれを知らぬままに摂取しているかもしれません。
そこで、植林地のスタッフとごみ拾いを行うことにしました。
植林地のスタッフは計4名。平日、晴れの日に植林地で苗木に水やりを行っています。
現地で落ち合うと、水やりを体験させてくれました。
強烈な日差しを受けていたので、自分が水を浴びたいほどでしたが!笑
そしてごみ拾いスタート。
植林地は広く、どこまでが敷地内なのか明確ではありません。大体50~100㎡ずつ、一か月に一回ほどのペースで始めました。
初回は9月。
ごみは苗カバーだけでなく、ペットボトルやビニール袋、ズボンまでが捨てられていました。
一回のごみ拾いでスーパーマーケットのビニール1袋がいっぱいになります。
ごみは持ち帰り、自宅のウォッチマンが火種として使用したい場合はあげます。どちらにせよ最終的には燃やされます。
ぼちぼち雨季に突入しそうなので、後1回行けるか行けないかという具合です。
上司に、植林時に苗カバーの回収を呼び掛けてもらえるようにつたえましたが、果たして…!
植林は毎年1月に行われます。帰任が迫ってきていますが、参加できますよう!!!
以上、植林地のごみ拾いでした!
リロングウェ水公社が行う植林は、アフリカ原産種を植えていること、しっかり幅を取って植えられていること、乾季はほぼ毎日水をやっていることなど、しっかり考えられていました。
あとは苗カバーさえ拾ってくれたら…!と思います。
本日はここまでとします。それでは、Tionana!
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