JICA海外協力隊の世界日記

パプアニューギニア便り

美しいビーチで清掃活動!

Apinun! こんにちはヒロです本日は、環境教育を兼ねたビーチ清掃の様子をお伝えします。


パプアニューギニアは「地球最後の楽園」とも称されるほど豊かな自然に恵まれ、
暮らしの多くの場面で自然との共生が見られます。

例えばココナッツ。ジューシーで栄養満点の果汁や果肉を楽しんだ後、
その外皮は燃料として利用され、幹や葉は建築材としても活用されます。

日本の「勿体ない」という言葉が世界に広がっていく一方で、
この国の人々は自然にあるすべてを生活に取り込み、暮らしを形づくっています。
その姿勢には、ある種の感動を覚えます。

しかし、自然と共生してきたこの国でも、
近年は少しずつ環境の変化が見え始めていると感じます。

8月13日(水)、先輩隊員の授業の一環として、子供たちとビーチ清掃活動を行いました。
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オロベイビーチはオロ州にある海辺で、他州との物流の拠点となる場所です。
バスから海が見えたとき、その美しさに思わず声をあげてしまうほどでした。

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ところが、実際に浜辺に降り立つと、多くのごみが散乱していました。
お菓子の包装、ペットボトル、壊れたライターなど…。

村の人によれば、一世代前まではここまでごみは多くなかったそうです。
これらのごみの多くはプラスチックであり、自然分解には途方もない時間がかかります。

子供たちはグループごとにオレンジ色のごみ袋を手に、一生懸命にごみを拾っていました。
(イベントの最後には、海に飛び込む男の子たちの姿もありましたが…)
とても暑い中でしたが、皆よく頑張っていました!
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ごみ問題に関わる環境改善は、協力隊の活動の中でも特に根気と熱意が求められる分野だと思います。
今回の清掃活動を実現するまでには、物資の調達、生徒の移動手段の確保、日程調整など、実に多くの課題がありました。その一つひとつを乗り越え、子供たちの経験の場を実現させた先輩隊員の情熱には改めて驚かされます。

清掃後には、集めたごみを使ってアート作品づくりにも取り組みました。
この国の子供たちのセンスには、ただただ感心させられます。
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今回の活動に参加した子供たちが、いつか大人になったとき、
先輩隊員のように環境問題に立ち向かっていける人材へと育ってくれると
とても素敵だと思います。

★PNGの自然をまもる取組み
今回ご紹介したビーチ清掃のような活動は、
パプアニューギニア国内のいくつかの地域でも隊員によって取り組まれています。

それぞれの隊員が任地の特色や地域の人々と協力しながら、
環境保全や子どもたちへの学びの機会づくりに工夫を凝らしています。

自然をまもる取組みに関する活動記事は
こちらからご覧いただけます。
世界環境デーにみんなでビーチクリーンアップ
町をきれいに、未来を変える
ごみの町で考える、理科の授業のちから
環境教育隊員、小学校で初授業!
パプアニューギニアでの環境活動@ゴロカ
~環境教育 in Popondetta①~
アロタウ市のゴミ回収に密着!
アロタウ隊員の休日日記(ゴミ拾い)

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