2026/08/20 Thu
活動 生活
#36 2年間のふりかえり 後編
Hamjambo!(皆さんこんにちは!)
コミュニティ開発隊員の佐藤です。
さて今回は前回に引き続きこの2年間を振り返っていきたいと思います!
私の配属先はドドマ空港の近くで、空港越しに見える朝焼けが大好きなので今回今までで1番よく撮れた写真を1枚目にしました!
まず活動について前回の続きから始めていきたいと思います。

栄養についてのワークショップをひらいてみよう!
3.子どもの栄養についてや食生活について(+出生届について) にフォーカスして活動を始めようとしたとき、ちょうどドドマ市役所が栄養についてのワークショップを市内のあちこちで開催しており、運良く私の配属先でも企画されていてこれに便乗することにしました!区内のクリニックの先生をゲストに呼んだり、食事の理想の栄養バランスを三角形の棚に野菜、米や油などを置き可視化したりの準備を手伝いました。(2枚目写真参照)
ワークショップの最後には、出生届提出の呼びかけをし、30分ほどで5人の出生届が提出されていました。ここで、”今は出生届出せないけど、今度提出しに区事務所に来るね”と言ってその場を去る母親が何人かいました。私はどうして後回しにするのか、それにはどのような事情があるのか気になり、ワークショップ後は出生届について活動してみることにしました。
まず、子どもの出生届を提出するにはその子どもの父親・母親の出生届かナショナルIDが必要になります。しかし父親・母親のどちらかorどちらもが出生届を出していない家庭が多くあることが分かりました。出生届を出していないと学校に行ったり、行政サービスを受けたりが出来ないのですが、どうしてなのか。と不思議に思っていましたが、理由はとても簡単でした。
“出生届を出していなくても生活は出来る。”
確かに、学校に行く権利があったとしても家庭の事情で通えていない子どもが多くいますし、行政サービスを受けられる状況だったとしてもそのサービスの内容について住民に浸透しているかと言われるとそうでもないです。もちろん出生届を出していない人たちも出生届を出さないといけないことは重々理解しています。
あと、よくあるパターンとして就学年齢に近づいたらラッシュのように提出率が上がることです。必要になってから提出しても大きな損をするわけでも無いそうです。
残念ながらこれ以上何か活動を続けるのは難しいと判断して、この活動を終えることにしました。
ここからは番外編です!
正直、世界日記にこの話題を書くか、書かないかずっと迷っていましたが、誰かの今後の参考になると願って書きます。
なんだか深刻そうな前置きになりましたが、今年の1月の終わりから2月の頭にかけての期間に週3回ほどの通院をしていました。
日本でも何回か経験していた症状なので、何が起きているのかとかどんな治療を受けることになるのかある程度分かっていたのでまだ良かったですが、それでも医療事情は全然違うので驚きの連続でした。
まず、病院に着いたら、どんなことで受診したのかレセプションに伝えて、お会計ブースに行き検査費や診察代を前払いします。その後、診察室の近くまで行き自分の順番を待ちます。ここまでどんなに激痛を抱えていようと、みんな自力で移動します。私が受診した病院はコンパクトにまとまっているところだったので最小限の移動で済みましたが、州立病院など公立の病院は敷地が広いのでとても大変です。
その後診察してもらい処置を受けましたが、診察室内の診察台の高さがかなりあるのと、もちろん昇降式ではないので激痛だろうとなんだろうと自力で上がらないといけません。個人的にはこれが1番大変でした。あと診察台に上がる前は、衛生面を考慮して診察台にキッチンペーパーを敷くのですが、看護師さんに自分で敷いて!と言われまさかのセルフサービスでした。そして処置中には天井をゴキブリがダッシュしているのを見てしまい、処置中なのでもちろん身動き取れ無かったのでただ診察台の上で絶望しました。分かっています、強く生きないとですよね。基本的な衛生管理はされていましたが、日本の医療は本当にレベルが高いのだと改めて思いました。
一通り処置を受けた後、今後の通院についてや生活する中で気をつけること、服薬指導を受けて診察は終わりました。写真は処方された抗生物質です。錠剤がまあ大きくて毎回気合いで飲み込んでいました。
処置を受けてからは、特に悪化することも無く今に至るまで元気に過ごしていますのでご安心ください!
まさかタンザニアで通院生活をするとは思ってもいなかったので、様々な意味でとても良い経験になりました。また、どこか体調が悪くても病院に通えるお金の余裕がない家庭を普段の活動でよく目にしているので、当たり前のように病院に通えるという事実にもなんだか深く考えさせられました。
正直なところ活動よりも、この経験がこの2年間で1番印象に残っていることかもしれません…!
それでは今回はこの辺で
これまで私が書いてきた記事のリンクを下記にまとめました!お時間があるときにぜひ覗いてみてください!
Tutaonana tena!(またお会いしましょう!)
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